2006年11月27日

マンガ感想 『7SEEDS』

7SEEDS』(田村由美)小学館

1巻から5巻まで読みました。
なんというか…虫は気持ち悪い。
全体的に暗い。
これからどういう方向へ行くんでしょうか。
どういう方向へ行って何が言いたいんでしょうか。
こういうの描こうと思い立つところがすごいですよね。思考回路のどのあたりからこういう話は思いつくんでしょう。私の中からは絶対出てこないだろうと思います。
でもね。恋愛してる自分に酔っ払ったような女の子がひたすらときめいたりへこんだりするようなよくある少女漫画ではないよね。
ただ、これからどうなるんだろう的ハラハラ感が楽しめない著者には、このお話何が面白いのか分かりませぬ。

そういう時はやっぱり腐った思考回路を発動させます。
7SEEDSでそんなことしないで!!って方はこれ以降読まれませんように。


まず嵐ですよね。嵐×蝉丸。蝉丸はいかにもなツンデレでいいんじゃないでしょうか。
嵐が蝉丸に向かって「お前を守りたい…」とか言って、「あらし…俺…」とかいう展開は望んでないですけどね。
やっぱケンカらぶいって感じがベストですね。「ついてくんなよ」「方向が一緒なだけだ」的な関係でいいんじゃないですかね。
それから4巻は惜しかったですね~。本当に死んでなければ完璧カップリングだったんだけど。
貸してくれた友人は4巻は泣けると言っていたけれど、泣くほどのめり込むことはできなかったようです。つーか、表紙的にはなからカップリングを疑いながら読んでちゃ、そりゃ泣けないよ。

でもそれこそ少女漫画はそういうヤオイ的要素がないと読めない性質なんです。ノーマルCPがなかなか許容できない狭量なオタクなんです。
貸してもらってこんな感想で申し訳ないなぁ…。


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