2007年04月14日

アニメ新番組

3月、4月は色々終わって始まりますね・・・
アニメも続々と最終回があり、そして新番組が始まります。


◆妖逆門が終わりました。
今年に入って、最終回へ向けたシリアスモードがずっと続いていたわけですが、どうにもね・・・
急な展開にやや視聴者は置いてけぼりでしたね。

ねいどときみどりと鬼仮面と妖怪たちと三志郎、という五つ巴状態の時はどうしようかと思いました。
特にねいどときみどりと鬼仮面の関係は急に展開したのでびっくりでした。

もうちょい、もう半年くらいあったらな~、という気がしてしまいます。
急ぎすぎてしまった感じ。

ただ、最終回は泣きましたね~~
なぜかな。なぜか自分でもよくわからないですよ。
でも妖逆門は侮れないな!と痛感しました。最終回で。

最終回ってとても難しいと思うんですよね。
すべてが丸く収まってめでたしめでたしっていうのは、モノによっては逃げだったりすると思うんですよね。
話としてつじつまがあったかどうかっていうのももちろん大事だと思うんですけど、やっぱり物語である以上心に残るような最後が見たいんですよね。
妖逆門は、妖逆門らしい寂しくもあったかいような終わりでした。




◆妖奇士が終わりました。
打ち切りでしたね。
今後はビデオオリジナルシリーズというのが出るらしいですが。

アトルとゆきあつの会話はいつもドラマですね。
人間は弱いからこそ支え合って生きていくものだ、みたいなね。

最後のあたりは長いはずの話をなんとか詰めた感じで、人物関係とかが1話ごとに複雑になっていってて、マジでちょっと歴史の勉強みたいでしたね。
ちゃんと日本史やっとけば良かった・・・

複雑すぎるな、っていうのは正直ありますよね。
でもそれに終始しているわけではないのが妖奇士ですよね。
政治や金が横行するその足元には毎日なんとか生きている生身の人間がいるんですよ。
そこに注目せずに何処を見て世の中を語るのか、と。

なかなかね、テーマとしては難しいものだと思います。
それをこれだけ真摯に描こうとしてるアニメはなかなかないと思いますよ。
それを打ち切りなんて・・・・・・
なんかアニメも方向間違ってるよ。明らかに間違ってるよ。




◆コードギアスが一旦終わりました。
妖奇士が打ち切りでコードギアスが続行ってのは正直解せない。

コードギアスの扱ってるテーマは、戦争とか人種差別とかテロリズムとか家族とかですよ。
これって、そう簡単に正義だ悪だって答えが出るものではないですよ。

人の生命を武力で奪う行為は言ってみれば最上級にシリアスなテーマだと思います。
しかも日本だのブリタニアだの、実際の地名を使ってアニメを作る。
となると、それなりの知識や議論や答えを持って臨むべきだったと思います。

格好つけて語れるものじゃないって。
そういうところがどうも気になって仕方がない。
人気や視聴率が支配するアニメならテロリストなんかにしなければよかったのに・・・




それから新番組ですね~。
とりあえず今のところ見てるのは、

地球へ・・・
over Drive
ヒロイック・エイジ
グレンラガン
BLUE DRAGON

くらいかな・・・
これから始まるのは

おおきく振りかぶって

…だけ??
おぼえてる限りはコレくらいでしょうか。

私はSFがちょっと…いやかなり苦手です。
ガンダムと雪風は別物ですが、基本映画でもアニメでも小説でもSFが苦手です。
今回の新番組、SF多くないですか?
宇宙モノ多くないですか?
地球へ・・・ですが、ドンピシャで苦手ですね。SFの中でも、サイキックものが特にダメなんですよ。
上に挙げた中でおそらく一番始めに録るのをやめるだろう、と今の時点では思っています。

そしてヒロイック・エイジ。
あの姫様が神がかってなければ・・・。
エイジが宿している英雄とやらがややエヴァンゲリオン風味ですよね。
色々ん~~と思う箇所はあるんですが、とりあえず始まったばかりだし、物語の始まり方というか、進み方というか、そういうところは嫌いじゃないし先が気になるので見る予定です。

それで、SFじゃないけど、ちょっと・・・なのはOver Driveですかね。
どうもヒロインは好きになれそうにありません。
自転車レースに関してはとても興味があります。
オリンピック?だったかで、テレビでやってたのを見たことがあります。
あれはすごかった。過酷ですよ。
アニメらしくスポーツのどこが過酷でどこがすごいのか、そういうのを分かりやすくまじえてもらえるといいな、と思ってます。

BLUE DRAGONは王道ファンタジーですね。
というか鳥山×スクエニど真ん中ですよね。
ゲームのアニメ化、なんでしょうか。
鳥山アニメはなんだか久しぶりです。DBっ子だったのでそれだけでワクワクしますね。
話の展開には期待しています。なんせスクエニのゲームのアニメですから。

グレンラガン。
朝アニメですね。
実は新番組の中で一番面白かった。
まだ1話しかやってないので今後どうなるのかはわからないですけど、1話の印象は一番良かった。
軽快なストーリー展開が気持ちいいですね。
キャラクターもしっかりしてて見やすいですよね。


…妖逆門といい、低年齢層向けのアニメがすきなんでしょうか、私。
今まで見てきたアニメで一番好きなのがリューナイトってのが関係してるのかもしれないですね。
ちょっとほのぼのした冒険モノって感じでしょうか。


それからまだ始まってないけど、おおきく振りかぶってですね。
本音は期待してません。
だって、あの絵であのストーリーで、漫画以上にいいものに仕上げられるだろうか。
そう思ってしまうんですよ。
それに原作をしっかり読んでいて、なおかつアニメも見続けているのは銀魂くらいしかないですから。
デスノートも漫画の緊張感はアニメでは伝わってこないな、と思ってから録るのをやめてしまいました。

・・・・・・でもできればいいものにしてほしい。漫画がすごく面白いからこそアニメでおお振りを知る人にも感動できるようなものにしてほしい。

私ははじめの一歩はアニメから入ったんです。
アニメがすごく面白くて、めちゃめちゃ泣いたし、本当に名作だ!と思って原作も読みました。
おんなじところを漫画で読んでも「おんなじだ~」とか思わずに夢中になれるような、原作も名作でした。

原作者の魂が込められた物語を違うメディアで作るのだから、中途半端な出来にしてほしくない。
これはおお振りだからこそそう思います。  

Posted by しょう at 01:28Comments(0)TrackBack(1)アニメ