2006年12月29日

コトクリ

ここ二日ほど記事を書いてませんでした。
年末のとりあえず締め切り的なもののせいです。
大変でした…。大変だったけど頑張りました!とは到底言えない…敗北感でいっぱいです。
まあね。終わったことは気にしない。
気にすると落ち込みますから。
なので最近読んだマンガの感想でも書こうと。そう思ったりしたわけです。

「コトクリ」
これジャンプでしたか。
いや私べつにジャンパーとかじゃないので、これはジャンプ的だ!とかはよくわからないんですけどね。
なんとなくサンデーかな、と思って表紙を見たらジャンプでしたね。
今連載中なのかな??
ん~結構好きですね。
「御 言繰り」
っていう、なんていうんですか、掛け声?(雰囲気台無し…)
好きなんですね~。
なんか言霊とかね。呪とかね。そういうのって好きです。主に京極堂と陰陽師からですが。
漢字の意味とか音とか。物の名前の意味とか。
なんだか果てしないロマンを感じます(笑)
古い時代の物の考え方とかにロマンを感じます
なんつって、よく知らないんですけどね。

でもジャンプ購読してるわけじゃないんで知らないですが、きっと人気ないんじゃないかな…
ジャンプって、華があるマンガが多い気がするんですよ。
雰囲気がある、とかじゃなくて、もっとガツーンと来るようなキャラクターだったり、設定だったり。
どちらかというと台詞回しとか雰囲気重視な感じするんですよね。

人気でないのに限って好きだったりするんですよね、私…。
でも実際よくよく考えてみると、確かに長期連載してるのに比べればどっか物足りなかったりするんですよね。
でもゾンビパウダーとか好きだったんですよ。なんてオサレなマンガなんだ!!と思ったんです。
でも4巻でしたっけ?打ち切られてしまいましたね。バッサリと。
あれとブリーチとどっちがステキ??とかつい考えてしまいますけどね・・・
までもジャンプとしてはきっとブリーチが正しい選択なんでしょう。読む人の年齢とかね!どういう話を求めてるかとかね。きっと色々あるんでしょう。
コトクリにはそんなことにはなって欲しくない!
原作付きの漫画だし、そんなに簡単にはきっと打ち切られないだろう。という期待。

いや何回も言いますがジャンプ買ってないのでわからないんですがね(笑)
人気あったらごめんなさい・・・ごめんなさい・・・

それで、コトクリですが。
はとうカラシ を略して ハトくん
甘味ヨウカン を略して ヨウさん
っていう呼び方がなんか好きです。
みんながカラシカラシと呼ぶ中であえてハトくんと呼ぶところがいい。
ヨウカンがね。またいいですよ。
ヘタレなおっさんなんてホント好きですね~。
それがまた人形遣い的な動きとか言葉とか、かっこよすぎて憎いです。
和とチャイナを混ぜたような服装も好きです。そんな風に見えるの私だけか?

それから、言繰りをするのに『古今英雄秘譚』という物語を語るんですよ。
でも言繰るためには、その物語がどういうものか自分で理解してなくちゃいけない、と。
なんかコマイ設定ですけど、こういうのがいいですね~。
味がありますね。
物語を理解するっていうのは、実は結構深い話だと思います。
「理解する」の定義とかね。結構ひとそれぞれだったりするんですよね。
あれ読んでどうだった?とか感想どう?とかいう話をするのが好きです。
みんな見てるところが違ったりして面白いんですよね。
どんどんコトクリの感想から脱線しますが(笑)
まあとにかく、コトクリの原作者の方は、「物語を解釈する」っていうことについて考えたことがあるってことですよね。きっと似たようなこと思ったことあるんじゃないか?!と思うと親近感とか沸いてきたりするわけです。恐れ多いですが…

そういうところで共感して好きになったりするものです。
自分と似たようなこと考えてる人がいると嬉しいのです。  

Posted by しょう at 03:30Comments(0)TrackBack(0)マンガ